9月12日 生徒朝会で広島訪問の報告会が行われました。
神林中代表として広島平和記念式典に参加した生徒会長から、
式典の様子や平和への思いが報告されました。
進んだ科学技術への驚きや、
「その技術がなぜたくさんの人を殺すために使われたのか」という
疑問や、怒り、そして、絶対に戦争をしてはいけないという思いを
自分の言葉で伝えてくれました。
「人が起こすことを人が止められないはずがない」と言われます。
次の時代を創る中学生の皆さんには、
戦争という同じ過ちを二度としないという
強い思いを持ち続けてほしいと願います。
午後には、2年生の防災教育が行われました。
2日目となる今回は、塩谷の集落に出かけ、
津波が起きたときの避難経路を確認する活動を行いました。
いかに早く、海から遠く、高い位置へ逃げられるか、
通過してはいけない危険な場所はないか、地図に印を付けながら歩きました。
学校に帰った後、
お年寄りや小さな子供の歩くスピードを基準に
地震の避難経路に色を塗り、「逃げ地図」を完成させました。
最後に、東日本大震災の津波について映像で学習し、
いざというときには、迷っている時間はないこと、
自分の命は自分で守ること、
より遠くより高く逃げることが重要であることを学びました。
この学習で今年度の防災学習は終了です。
神林中の生徒には、防災学習を生かし、
いざというとき落ち着いて、
自分の命を守り、家族の命を守り、誰かを命を守るために
行動できる生徒であってほしいと思います。
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