2024年9月13日金曜日

広島報告 2年生防災教育

 9月12日 生徒朝会で広島訪問の報告会が行われました。
神林中代表として広島平和記念式典に参加した生徒会長から、
式典の様子や平和への思いが報告されました。

進んだ科学技術への驚きや、
「その技術がなぜたくさんの人を殺すために使われたのか」という
疑問や、怒り、そして、絶対に戦争をしてはいけないという思いを
自分の言葉で伝えてくれました。
「人が起こすことを人が止められないはずがない」と言われます。
次の時代を創る中学生の皆さんには、
戦争という同じ過ちを二度としないという
強い思いを持ち続けてほしいと願います。

午後には、2年生の防災教育が行われました。
2日目となる今回は、塩谷の集落に出かけ、
津波が起きたときの避難経路を確認する活動を行いました。

いかに早く、海から遠く、高い位置へ逃げられるか、
通過してはいけない危険な場所はないか、地図に印を付けながら歩きました。

学校に帰った後、
お年寄りや小さな子供の歩くスピードを基準に
地震の避難経路に色を塗り、「逃げ地図」を完成させました。

最後に、東日本大震災の津波について映像で学習し、
いざというときには、迷っている時間はないこと、
自分の命は自分で守ること、
より遠くより高く逃げることが重要であることを学びました。


この学習で今年度の防災学習は終了です。
神林中の生徒には、防災学習を生かし、
いざというとき落ち着いて、
自分の命を守り、家族の命を守り、誰かを命を守るために
行動できる生徒であってほしいと思います。

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