2024年10月9日水曜日

避難訓練、起震車体験を実施しました。

 10月8日(火) 今年度2回目の避難訓練を実施しました。

今回は、昼休み中に地震が発生したことを想定して訓練を行いました。
生徒は自由行動の中での避難だったので、戸惑う生徒、緊張気味の生徒もいました。


グランドへ各自で避難し、その後クラスごとに整列しました。
整列した生徒は仲間と一緒になり少し安心した様子でした。
今回の訓練では、新潟県から起震車をお借りし、
全員が地震の揺れを体験しました。
この起震車は新潟県で1台しかない車で、
今回、神林中学校でお借りすることができました。

4人程度のグループで車の荷台にある部屋に入り、
東日本大震災や阪神・淡路大震災などの揺れを体験しました。
揺れると分かっていても、大きな揺れにやや顔がこわばる生徒もいました。

この体験を記憶に残し、
本当の地震の時も冷静に行動し、命を守ってほしいと思います。

平井先生に合唱の指導をしていただきました。

 10月7日(月)
宇都宮大学准教授の平井李枝先生にお越しいただき、
合唱の指導をしていただきました。
平井先生は神林中学校の校歌の作詞作曲をしていただいた先生です。
平井先生には、開校前の神納中、平林中の頃から、お越しいただき、
コンサートや合唱の指導をしていただいています。

今年は、正式な文化庁の事業でお呼びすることはできなかったのですが、
都合を付けていただき、ご指導の時間を作っていただきました。

最初に全校で開会式をした後、
1,2,3年の順に、学年合唱の指導をしていただきました。
学年合唱の指導では、
発声の仕方や声の伸ばし方、タイミングの合わせ方などを
具体的に指導していただきました。

笑顔で「吐く息を全部声にしてみよう。」「大丈夫だよ。」「もっとうまくなれる。」と
優しく、生徒が安心する言葉をかけていただきました。
生徒は、どんどん波に乗るようにうまくなっていきました。
まるで魔法をかけられたようでした。


最後に、全校生徒と一緒に記念撮影をしました。
平井先生の周りには生徒が集まり、
合唱の相談をする姿や平井先生との再会を喜ぶ姿もありました。
全校生徒が平井先生のクラスの生徒のようでした。

合唱練習の後、伴奏を担当する生徒へ、
ピアノのレッスンもしていただきました。
「ここを強く弾いて、そうすると合唱がこうなるよ。」
「それでいいよ。」「ばっちりだよ。」と、
笑顔で生徒を導くように教えてくださいました。

教えていただいた生徒は、笑顔で「楽しかった!」と、
話していました。

平井先生のご指導、思い、願いが神林中学校の生徒に伝わり、
合唱の中に生きていることを改めて実感しました。

2024年10月4日金曜日

PTAキャリア講演会を実施しました。

 10月2日(水) 
開志国際高等学校バスケットボール部の総監督 富樫英樹先生と
選手の皆さんをお招きし、PTA研修委員会主催 キャリア講演会を行いました。

全国大会の優勝経験もある選手の姿や監督のお話をうかがうことで、
夢や目標を持って生きることの大切さや素晴らしさを感じる機会とするため、
PTA研修委員会の皆様に企画していただいた講演会です。

富樫英樹監督は村上市山北地区のご出身です。
また、選手の中には神林地区や村上市内の出身の選手もいました。

はじめは全国トップクラスのチームの練習の様子を見せていただきました。
全日本の代表の選手もいて、ダンクシュートも見せていただきました。

次に神林中の選手と一緒にプレーしていただき、
その技術の素晴らしさを間近で感じさせていただきました。
出場した選手は高校生と握手やハイタッチをしたり
一緒に写真を撮っていただいたりしました。

そして、高校生からの「うまくなるには」「くじけそうなときには」などの
質問への答えに、生徒は感心して聞いていました。

最後に、富樫監督から「無限なる挑戦」という演題でお話をしていただきました。

中学校を卒業してアメリカに渡ったお子様の富樫勇樹選手のお話や、
ご自身の経験に基づいて、
夢や目標を持つことの大切さ、当たり前に感謝できる人になること、
「凡事徹底」の大切さなどについてお話しいただきました。

最後に全員で記念撮影をして講演会を終わりました。

富樫先生の厳しさと温かさが伝わってくるお話とともに、
開志国際高等学校バスケットボール部の生徒の
プレーだけではなく礼儀や心遣いの素晴らしさが印象に残りました。

2学年PTA講演会

 10月4日(金) 2学年PTA講演会を行いました。
今回はナマラエンターテイメントの森下英矢さんを講師にお迎えし、
「夢」をテーマにお話しいただきました。


森下様からは、
自分の強みや弱点を知ることの大切さや
周りにいる人のアドバイスが強み発見のきっかけになること。

どんなに難しい夢でも
その周りにある様々な仕事や役割に挑戦することで、
好きなことに近づけるチャンスがあること。

自分が好きなことに関わることはストレスを減らし、
将来の幸せにつながること

などをご自身の経験を元にお話しいただきました。

生徒は、来週からの職場体験ともつなげながら、
進路へ向けての考え方を深めていました。

村上特別支援学校との交流会を実施しました。

10月3日(木)3年生が村上特別支援学校を訪問し、交流学習を行いました。
村上特別支援学校の中学部の皆さんに出迎えていただきました。

開会式の後、3年生は合唱コンクールで歌う学年合唱の「手紙」を披露しました。
まだ、コンクールへ向けて練習の途中の合唱でしたが、
大人数での迫力ある合唱に支援学校の生徒たちに喜んでいただけたようでした。

その後、神林中と支援学校の生徒がペアを組みながらゲームをしました。
最初は大玉転がし、その次は新聞紙を使ったボール運びをしました。
二人の息が合ってすごいスピードで進む生徒や
マイペースでゆっくり進む生徒もいました。
相手に声をかけたり笑顔で話しかけたりしながら、
仲良くゲームをしていました。

ゴールした後にハイタッチや握手をする生徒もいて、
とても温かく和やかな雰囲気でした。
今回の交流学習のテーマは「SMILE」
お互いが笑顔になれるように
相手への思いやりがあちこちで見られた
素晴らしい時間でした。
 

下越駅伝大会に出場しました。

10月2日(水)新発田市五十公野公園陸上競技場周辺をコースとして、
下越地区中学校駅伝競走大会が行われました。
神林中学校からは女子チームが参加しました。

神林中学校には陸上部がない中、
有志が声を掛け合ってメンバーを集め出場を決意してくれました。
メンバーは5人、補欠はいませんでした。

選手は体育祭前後の活動と並行して、
グランドや外周コースを使って練習をしてきました。
時々、バスを待つ3年生などが練習相手として走っている姿もありました。

駅伝当日は、爽やかな晴天で絶好の駅伝日和。
保護者の皆様も応援に来てくださいました。
陸上部がある学校や、佐渡地区の強豪校を中心にレースが進みました。
神林中は上位にいくことはできませんでしたが、
5人がしっかりとたすきをつなぎ、
一人一人が自分の力を精一杯出して走ってくれました。

最後の記念撮影では、みんな清々しい笑顔でした。

来年も、
この神林中学校のたすきを
つないでくれることを願っています。
 

2024年9月30日月曜日

神林地区芸能まつりに参加しました

 9月29日(日) パルパーク(神林総合体育館)で行われた
第28回神林地区芸能まつりに神林中吹奏楽部が参加しました。

今年は、祭りのトップを飾る、オープニングでの演奏をさせていただきました。

火曜日に行われた体育祭が終わってから、
吹奏楽部の生徒たちは毎日休みなく練習し、この日を迎えました。

当日は、学校での練習の後、
スタートの30分以上前から、ステージに楽器を運び込み、
入念なリハーサルを行いました。

リハーサルでは緊張気味で音が合わない場面もありましたが、
いざ本番では気合いが入った素晴らしい演奏でした。

1曲目は2、3年生で「日本を勇気づける名曲メドレー」を演奏しました。
「どんなときも」や「栄光の架け橋」などの曲を次々に演奏し、
来場者の中には身体を揺らしてリズムをとる人もいました。

2曲目からは1年生も加わり、
「上を向いて歩こう」を演奏し、最後は「負けないで」を演奏しました。

30人近くの人数での迫力のある演奏に
来場の皆さんは大きな拍手を送っていました。

吹奏楽部では、10月27日(日)に
オータムコンサートを予定しています。

3年生の卒業演奏となるこの日に向け、
練習を重ね、さらに素晴らしい演奏に仕上げてくれることを願っています。

2024年9月25日水曜日

第6回体育祭を実施しました。

9月24日(火)第6回体育祭を実施しました。
雨のため2度の延期で平日の開催となりましたが、
天気は快晴で、爽やかな風の吹く絶好のコンディションでした。
グランドは、PTA整備作業で立てていただいたテントが
応援席と本部をしっかり守り、
迫力ある両軍のパネルとスローガンが入場門を形作っていました。
生徒は3日ぶりの登校。
やる気と元気が最高潮で、
開始前から円陣を組んで気合いを入れていました。

平日でしたが、
たくさんの保護者の皆様、地域の皆様、来賓の皆様にお越しいただき
声援を送っていただきました。

両軍団長のすがすがしい選手宣誓で体育祭が始まり、
団体種目、男女種目、学年種目が行われました。







様々な工夫が凝らされた競技に、
「種目の内容は誰が考えるんですか?素晴らしい発想ですね。」
と来賓の皆さんが感心されていました。

今年は3年ぶりにPTA種目を行い、
50名近くの保護者の皆さんに参加していただきました。
午後からは、応援合戦、軍団選抜リレーが行われ、
生徒は全力を出し切り、すべての種目が無事終了しました。

対抗形式で行われた体育祭ですので、
各部門の勝敗はつきましたが、
軍団のシンボルとなるパネルを含め、
どの軍も全力で素晴らしい競技、パフォーマンスを見せてくれました。



両軍の生徒全員のおかげで、
盛り上がる中にも感動や温かさを感じる
素晴らしい体育祭となりました。

生徒の皆さん、お疲れ様でした。

また、後片付けでも、
たくさんの保護者の皆さんにお手伝いをしていただきました。

生徒、保護者、地域の皆様、職員の力が一つとなり、
素晴らしい1日、素晴らしい思い出、素晴らしい歴史となりました。
 

2024年9月13日金曜日

特別支援学校との交流活動 事前学習

 10月3日(木)に行われる
神林中学校3年生と村上特別支援学校中等部の交流学習
へ向けて事前学習が行われました。
村上特別支援学校の先生をお呼びして、
「障害者の活躍について」「村上特別支援学校について」「交流学習」について、
そして、「障害者と交流」についてお話しいただきました。



スライドを使った分かりやすいお話で、
生徒もリラックスしながら聞いていました。
そして、社会で様々な人たちが共に生活するためには
「相手を認め、理解すること」
「相手の気持ちを想像する力」
「様々な体験」
が重要であること、
交流会で両校の生徒が同じめあて(SMILE)をもって接しよう
というお話に、
真剣に聞き入っていました。

広島報告 2年生防災教育

 9月12日 生徒朝会で広島訪問の報告会が行われました。
神林中代表として広島平和記念式典に参加した生徒会長から、
式典の様子や平和への思いが報告されました。

進んだ科学技術への驚きや、
「その技術がなぜたくさんの人を殺すために使われたのか」という
疑問や、怒り、そして、絶対に戦争をしてはいけないという思いを
自分の言葉で伝えてくれました。
「人が起こすことを人が止められないはずがない」と言われます。
次の時代を創る中学生の皆さんには、
戦争という同じ過ちを二度としないという
強い思いを持ち続けてほしいと願います。

午後には、2年生の防災教育が行われました。
2日目となる今回は、塩谷の集落に出かけ、
津波が起きたときの避難経路を確認する活動を行いました。

いかに早く、海から遠く、高い位置へ逃げられるか、
通過してはいけない危険な場所はないか、地図に印を付けながら歩きました。

学校に帰った後、
お年寄りや小さな子供の歩くスピードを基準に
地震の避難経路に色を塗り、「逃げ地図」を完成させました。

最後に、東日本大震災の津波について映像で学習し、
いざというときには、迷っている時間はないこと、
自分の命は自分で守ること、
より遠くより高く逃げることが重要であることを学びました。


この学習で今年度の防災学習は終了です。
神林中の生徒には、防災学習を生かし、
いざというとき落ち着いて、
自分の命を守り、家族の命を守り、誰かを命を守るために
行動できる生徒であってほしいと思います。